こともあろうに裁判書の公式サイトが「リンクの際は電話連絡を」で笑われちゃってるのですが。
裁判所 | このサイトについてリンク設定
当サイトへのリンク設定は,原則として自由です。ただし,次の点にご留意ください。
- リンク設定をする場合には,裁判所と特定の関係があると誤解を受けるような何らかのコメントを付加しないでください。
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- リンク設定をした場合には,次の連絡先に電話で御連絡ください。
- 裁判所ウェブサイト内のコーナー及び最高裁判所ウェブサイト
最高裁判所事務総局広報課 電話 03(3264)8111(内線3156)- そのほかの下級裁判所ウェブサイト
それぞれの裁判所総務課
案の定、実際に悪戯半分にリンクして、裁判所の求める通りに電話連絡する人もいるわけです。
これを「相手の求めに従う素直な行動」ととるか「単なる嫌がらせ」ととるかの判断はさておき、裁判所の側ではこの記述を訂正しない限りは、今後もくだらない電話対応は避けられないでしょう。
リンクの設定に報告を求める事の無意味さを啓蒙する為に、あえて反面教師を買って出たのでしょうか?
以下の記述は多大な妄想によって生み出されたものです。全てフィクションであり、実在の団体とは何の関係もないことを明記しておきます。
リンクに電話報告を求める本当の理由 その1
わざわざ電話での報告なんか求めなくとも、アクセス解析でもしておけばリンク元なんか簡単に分かるのに、いちいち職員が対応しなければならない「電話での報告」をさせるのは、国家公務員がヒマである証拠じゃないだろうか。
必要であれば税金が上がるのは仕方のないことだと思うけれど、こういうくだらない仕事をする人の為に一方的にお金を払わされるのはカンベンして欲しいなぁ……
というかですね、案外「くだらない仕事」を増やす為の策略なんじゃないか、と穿った見方をしたくなるわけです。そうでなくともヒマそうにしている公務員が多い中、何か口実をつけて仕事があるように見せかけないといけない。お役所が簡単に希望退職者を募るわけにも行かないし、かといってたいした理由なく解雇できるわけでもない。
あ、そうだ、ウェブサイトにリンクしたら電話で報告させて、その対応をさせたらそこそこ忙しい仕事になるんじゃないか!?
リンクに電話報告を求める本当の理由 その2
Webサイトを作っているのは外注かもしれないけれど、それって恐らくは入札か見積もり合わせで発注されているわけで、ほぼ間違いなく税金が投入されて作成されたものなのであります。
家庭にコンピュータが普及し、インターネット環境が整ってきた現在、こうしたウェブでの情報供給する事自体は大いに結構かと思いますが、あれだけ手間がかかっていそうなコンテンツ、かかった費用も相当な額かと思います。
また電話の問い合わせに応じる「広報課」の担当者も、あるいは外注先による物かもしれません。なんか無駄な仕事だなぁ、と思われるかもしれませんが、しかし、お役所としてはある団体に仕事を出さなければならなかったのです。
いずれ自分達が早期退職し、第2の人生を送るための再就職先を、それなりに潤わせておかねばならないからです。
つまり、あのウェブサイトを作ったのも、広報課の電話対応も、全ては裁判所職員の天下り先の仕事だったのです!
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