2006年02月06日(月) トラックバック:5
僕はもういい歳をしたオジサンなので、週刊少年マンガ雑誌という物を読むことはほとんどなくなりました。
たまに定食屋とか旅館に泊まった時に、暇つぶしとして読むことがあるのですが、ジェネレーションギャップというヤツなのか、面白いと思えるマンガがほとんどありません。
そんなわけで、まったくの憶測で書いてみる「何故ネギマは大成しないのか?」
ちなみに「ネギマ」、僕は連載が開始された直後の、数回しか読んだことがありません。
正しい題名が「魔法先生ネギま! 」だということを、今しがたAmazon検索をかけて知りました。
また、「大成しない」と書いたものの、人気があるのか無いのかも知りません。なんとなく作者の前作品「ラブひな」と比べると、人気がなさそうだなぁ、と感じている程度です。
![]() | 魔法先生ネギま! カレンダー2006 赤松 健 by G-Tools |
男子中高生をターゲットとしたラブコメ、昔は「男の主人公+ヒロイン一人」「男の主人公+ライバル+ヒロイン一人」「男の主人公+ヒロイン二人」というパターンが多かったと思います。「キックオフ(男女がただ見つめあうマンガで有名 '82年〜)」とか「タッチ('81年〜)」とか「きまぐれオレンジ★ロード ('84年〜)」とか。
主要登場人物が少ない方が、描く方も楽だろうし、主人公がモテモテ君だったら読者が感情移入しにくい、という理由があったのかもしれません。テキトーこいてますが。
この1980年前半の頃は、ヒロイン候補となる登場人物が、多数存在するマンガはあまりなかったと思います。僕はマンガマニアではないのでよくわからないのですが、せいぜい「ウイングマン('82年〜)」がヒットした程度ではないでしょうか。
(ラブコメの範疇ではないとは思いますが、少年マンガでは珍しい、艶っぽい劇画調のキャラで人気だった「CAT'S EYE('81年〜)」は、メインとなる女性キャラが3人いました)
マンガの話からちょっとズレるのですが、夕やけニャンニャンが放送されたのが、1985年から'87年。出演していた「おニャン子クラブ」は、番組開始当初11人から始まり、終了までにのべ50余人(途中で脱退したメンバーもいるので、50人が同時に活動していたわけではない)がいました。
彼女らはいたって「普通の女子高生」で、クラス内にいれば可愛い部類に入るかも知れないけれど、タレントとしては突出したルックスというわけでもなく、「その辺にいる女の子」が売りの一つだったと思います。 ソロで出しても人気が出ないかもしれないけれど、まとめて売り出せば、様々な異性の好みのニーズに応える事が出来るだろう、という考えがあったという説を聞いた事があります。ジャニーズのタレントグループにも通じる事ですね。
おニャン子クラブ解散後、およそ十年の時を経て登場したのが、モーニング娘。です(グループとしてのCDデビューは'97年、翌98年夏には、お茶の間でも知られる存在に)。これはもう、誰が見ても「平成版おニャン子クラブ」
で、「ネギま!」の作者・赤松健氏が「ラブひな」をスタートさせたのが、'98年秋。アイドルグループとして急成長していたモーニング娘。を意識したと考えるのは、ごく自然な流れでしょう(テキトーこいてますので、マジレスはご遠慮ください)。
成瀬川なる,前原しのぶ,青山素子,紺野みつね,カオラ・スゥ,浦島はるか,乙姫むつみ,サラ・マクドゥガルというメンバーを引っさげ、打倒モーニング娘。を目標に週刊少年マガジンの発行部数増大に貢献ですよ!! 少年ジャンプの人気連載マンガが休止したこともあってか、マガジンの人気は急加速。中でもこの「ラブひな」は多くの関連グッズが作られて、それまで社会派の短期集中連載マンガがウリだった、マガジンの路線を変えていくことになります。「ラブひな」の連載が始まった当初は、不定期ながらドキュメンタリーマンガが掲載されていたはずですが、ラブひなの人気で発行部数が増えてからは、こうしたドキュメンタリーマンガが掲載される事が、極端に減りました。マガジンの編集方針を変えた事が伺えます。
「ラブひな」が成功したと思われるのは、人気マンガであったにもかかわらず、適当な連載期間で完結させた事です。
同じマンガをいつまでもだらだらと続けると、読者ばかりでなく、作者の方でも飽きてくるのでしょう(ドラゴンボールがその典型的な例)。
コミック化されてからまとめ読みするマンガファンも、途中から買い始める場合、いきなり20数巻もあるようなものには手を出しづらいわけで、僕の理想としては全18巻以内で完結すること。
読者アンケートの結果を利用して、明らかに延命措置がとられているマンガは、ハッキリ言って退屈なのですが、ラブひなは、さほど人気が衰えている感じがしなかったのに、意外と早く完結しました。
そして世代交代。
モーニング娘。のメンバーが一気に入れ替わるように、「ネギま!」の連載がスタート。
(くどいようですが、僕は「ネギま!」はほとんど読んでいないので、赤松ファンからのマジレスによるクレームはご遠慮ください)
モー娘。のメンバーが初期5人から?人(スイマセン、今何人いるのか把握していません)に増えたように、「ネギま!」の登場萌えキャラは、数え切れないくらい存在します。
同人の世界では考えられた事でしょうが、それを商業誌でやっちゃう所がすごい。
マガジン編集部も「これはイケる! 大ヒット間違いなし!」とニヤニヤしていたことでしょう。
ところが、僕には「ネギま!」がそんなにヒットしているようには思えないんですよ。
なんていうのかなぁ、キャラクターをむやみに増やせばいいって物でもないでしょ。
そこそこイケるキャラを5〜6人、多くても10数人も出せば、萌えの対象としては十分ニーズに応える事が出来るのではないでしょうか。
だいたい、モー娘。の人気が頭打ち……どころか、確実に飽きられているでしょう。僕は今の所属するメンバーの名前を、4分の1も言えないですよ。(というか、実は、今何人いるのかさえ知らない。名前が分かるのは吉澤・紺野・藤本で、顔が分かるのは吉澤だけ)
もうね、「そういう時代」ではないのですよ。
モー娘。のファン拡大と同じ手法で人気を築いた赤松マンガは、手本としたモー娘。の栄光時代が終焉を迎えようとしているように、マンガファンのニーズには合わなくなったのです。
……と、「ネギま!」を連載開始当初の二回くらいしか読んでいない僕が、全て憶測で語ってみました。 ほとんどデタラメ書いているので、赤松ファンの方は石を投げてこないように。
![]() | ラブひな (1) 赤松 健 by G-Tools |
この記事には続きがあります →本当に「ネギま!」は大成しないのか?
2006年02月06日(月)
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