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小倉弁護士の「共通IDシステム」をテキトーに考えた

多くのネット利用者に失笑された小倉さん(la_causette他)の「共通IDシステム」ですけど、実の所、僕はこの考え方について部分的に賛同しているのです。

「共通IDシステム」というのは、ネット上で発言する際、予め信頼のできる機関によって登録・管理されたIDが必要で、法的責任を伴うような発言を遮断しよう、というもの(かなり意訳)だと思うのですが、確かに、これにより過剰に攻撃的なコメントは排除されるでしょう。

ただし、このシステムはあまりに非現実的。

ネットは日本国内のみで利用されているものではないし、このシステムが世界的に受け入れられるものだとは到底思えません。もちろん日本国内のみで導入されても良いのですが、海外から情報発信している日本人ネットユーザー、あるいは親日外国人ネットユーザーが置き去りになってしまいます。しかも国内での制限をした所で、悪質なユーザーはいとも簡単にその制限を潜り抜け、国内にいながらにしてこれまで通りの匿名性を保った嫌がらせ行為を繰り返すでしょう。そうなった時に、システムの安全神話は完全に崩れ、メンタルセキュリティ(という言葉があるのかどうか知らないが、テキトーに考えた)に弱いユーザーはかえって恐怖心を高めるのではないでしょうか。

義務化するのであれば導入のコストが高そう、というのも全面的に賛同できない理由の一つ。

「共通IDシステム」の弱点

確かにこのシステムの下では、軽い気持ちで荒らしを行う人への効果は絶大です。発言に大きな責任が伴い、悪質なユーザーの素性がばれてしまう環境下では、不道徳なユーザーはいなくなるはず。

……というのは、実は必ずしも正しくないのですね。

以前書いた物にも通じるのですけど(自覚のない荒らしにとって「黒木ルール」は全く非力です)、いくら素性がハッキリしていても、荒らしの自覚のない人(自分の行為が正義だと信じている人)にとっては、あまりその効果が期待できません。明らかな犯罪行為であれば、その荒らしに対して処罰を与える事は可能かもしれませんが、ちょっとしたイザコザで警察が動いていたら、税金が倍になっても対処できないでしょう。

また、端から見ていたら荒らしでもなんでもない、まっとうな批判や事実確認でさえも、これを荒らし・嫌がらせ行為と認定する人は少なくありません。こうした被害妄想の強い人のために個人情報が晒される可能性がある世界で、有意義な議論が進められるとは到底思えない。

住み分けをしてはどうか

もちろん、そうしたリスクを承知の上で意見をする人もいるでしょう。

相手が議論を続けるに価する人と信頼できる場合は、共通IDシステムは極めて有効です。

悪戯に暴言を吐いてしまうことへの抑制効果も大きいと思います。

しかし、先ほど書いた理由から、このシステムを全てのネットユーザーに利用させるのは現実的ではない。

かえって議論の抑制がおこり、結局声の大きいブロガーの意見が(ネット上の)多数派意見と誤解される結果となってしまう。

そこで、このシステムの下でネット活動をしたい人と、そうでない人を分割しちゃえば良いのです。

分割の方法はいくつかあると思いますが、簡単に思いつくのは次の方法。

  • 共通IDでログインしないと、ログを読むことも出来ない
  • 共通IDでログインしないと、ログは読めるが書き込みが出来ない
  • 共通IDでログインしなくとも、書き込みできる

うわっ、なんてこった、そんな方法は既にSNSで完成しているではないかッ!?

実際には正しい個人情報でなくともアカウント取得ができるなどの、共通IDシステムとは同一視できない部分もあるのだけど、新たな導入のコストなど何もなく、ほぼ近いものが実現できていますね。僕は利用していないので詳細は分かりませんが、悪質なユーザーはサービスによっては何らかの警告があったり、排除されるのではないですか?

そんなわけで、「共通IDシステム」、やっぱり不要だと思うのです。

ちなみに、登録時に郵便葉書による住所・氏名確認が必要な、主婦向け情報サイト「ベネッセ・ウィメンズパーク」というのがあるのだけど、かなり厳重なシステムとは言え、やっぱりおかしな言動を繰り返す人は存在しますし(ヨメの話)、会員しか読むことの出来ないはずのこのサービスの掲示板が2ちゃんねるでウォッチ対象となっていたりするのですね。

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