「アクセスアップ」をブログ検索にかけて、その結果のRSSフィードをリーダーに読み込ませているのですが、ロクな物が引っかからないのです。
(参考:[アクセスアップ]の検索結果 - goo ブログ)
ブログのアクセスアップという命題に対しては、多くの人が興味を持っているらしく、それぞれ「自分が考えるアクセスアップ論」を熱く語っているのですが、その多くは、まとめるとこんな感じ。
こんな物を信じて実行し、よしんばアクセス数が増えたとしても、そのアクセスの質は、あなたの望んでいた物とは異なるはずです。「そんなことはない、実際にアクセスは増えたし、大満足だ」というのなら、それは、元々そんな手段などとらずしても、アクセスを増やすことが出来る才能を持っていたのか、あるいは先天的にスパマー資質の高い人ということでしょう。
記事を投稿する際に、各種PingサーバーにアップデートPingを送信している人であれば、更新を頻繁に行うことで、「新着ブログ」の一覧に掲載され、魅力的な題名をつける事によって、そこから訪問者を獲得する事は期待できるでしょう。
最近はユーザー数の増加で、「新着ブログ」が流れるのが早く、1日に1回更新したくらいでは、その効果を実感する事は無いでしょう。けれども、予め複数の簡単な記事を書いておいて、ある程度時間を考慮し、いつも自分のブログが掲載されている状況を作り出せば、相当数の「ページを開く人」はやってきます。
ここで、「あら! やっぱり更新回数を増やせば、アクセスが増えるじゃないの!」と早合点してはいけません。
更新回数が多くても、中身の薄い記事を面白がって読む人はいません。
もし面白い記事を書けていたとしても、つまらない記事を乱発する事で、その面白い記事がトップページに表示されている期間を短くしてしまい、更新回数をむやみに増やす事で、良質な記事を訪問者に知らしめる機会を失う事になるのです。
更新回数を増やし、「新着記事」からの訪問者を増やしても、その時に面白いことが書いていなければ、訪問者は定着しないでしょう。
アクセスアップ論を語るブログでは、簡単なSEO対策として「多くの人が検索をかけることが多いキーワードを盛り込む」ことを奨励しています。多くの人が検索をする機会の多いキーワードは、それだけ多くの人が興味を持ち、ブログに取り上げやすい話題ということでもあります。
多くの人が、そのキーワードを用いて記事を書けば、自分の記事が検索結果の上位になる率も、当然少なくなります。つまり、ただ「検索されるキーワードを盛り込めば良い」を実行しても、効果は薄いってことです。
また、運良く検索結果の上位に表示されたとしても、検索で訪れた人が満足いく内容の記事でなければ、ガッカリして他の検索結果を見に行くだけですし、そういうガッカリさせる機会を増やせば、あるいは検索サイトへのスパム行為を行う者として認識されるかもしれないのです。
トラフィックエクスチェンジというのは、分かりやすく説明すると「アクセス交換システム」です。このサービスに登録し、他のユーザーのサイトを開くと、それに見合った分だけ、他のユーザーが自分のサイトを開いてくれる(ように見せる)ものです。FC2ブログでもブログジャンキーというサービスがあるので、これを利用している人も多いかもしれません。
実際、「アクセスアップ」のブログ検索結果で、一番得られる「アクセスアップ法」が、このトラフィックエクスチェンジの利用なのですが、この方法を紹介するブログの多くが「アフィリエイトブログ」である事に注意しましょう。
アフィリエイト目的のブログの多くは、書かれている内容なんかどうでも良いのです。テキストなんか読まれなくても、一人でも多くの訪問者を獲得し、その中の何人かでもアフィリエイトのリンクバナーをクリックしてくれたら、それで大成功。もちろん、良識あるアフィリエイターは、読者に有用な情報を掲載し、安定したファンを掴んでいるはずですが(一例として「350日の節約生活」を挙げておきます)、トラフィックエクスチェンジを勧めるアフィリエイターの多くは、検索されやすい単語(その単語にアフィリエイトリンクが貼られている)がずらずら並んでいるだけの、中身の全くないサイトを運営しているのです。
非アフィリエイトブログ運営者の中にも、「トラフィックエクスチェンジでアクセスが増えた! アクセスアップに効果があるのは間違いない」という人もいるでしょう。
えぇ、たぶんアクセスそのものは増えているのでしょう。だって、そういうシステムなんだから。増えて当たり前。増えなかったら、トラフィックエクスチェンジサービスの謳い文句が、ウソになっちゃいます。
さて、ここで僕がこのブログのアクセス数を増やそうと、トラフィックエクスチェンジを利用するとしましょう。
このサービスを利用してアクセスを増やそうとする場合、サービスの仕組上、僕は他の登録者のサイトをたくさん見なければなりません。さてどうするか?
簡単です。他の利用者のリンクリストを作成し、こまめにそのサイトを開けば良いのです。あいにく僕は、そういう知識を持っていないのですが、スクリプトを組んで自動化することも可能でしょう。
もちろんそんな利用法では、面白いサイトを見つけることは出来ません。しかし、アクセスを増やす事が目的で利用するのだから、相手のサイトなんか見る必要が無いのです。
スペックの高いパソコンで、タブブラウザを使って、リンクリストのサイトをいっぺんに開き、アクティブウィンドウには、普段の巡回先を表示させておけばよいのです。
トラフィックエクスチェンジの力を頼ってアクセスを増やそうとする人のブログなんて、どうせたいして面白い事が期待できないのです。自分のブログの「見かけ上のアクセス」を増やすために利用したとしても、「面白いブログを見つけるため」にトラフィックエクスチェンジを使う人なんて、恐らくほとんどいないでしょう。
もし「俺はそうやって面白いブログを見つけた来た」という人がいたとしたら、ずいぶんと効率の悪い探し方をしてきたなぁ、と思います。
僕は「自分で記事を書いた後に、ブログ検索などを用いて、相手への言及やリンクなしでなされる」トラックバックを、検索トラックバックと呼んで、これを準スパムトラックバックと認定しています。検索トラックバックを使う人の書いた物は、全てがつまらない物とは限らないのですが、彼らの多くは、単にアクセス稼ぎ目的で行う(≒そういうことをしないとアクセスしてもらえない)ことから、価値の低いトラックバックと認識してしまうのです。
検索トラックバックを大量に行い、それぞれの送信先から、いくつかのアクセスを得たとします。
当然、そのときのアクセス数は、送ったトラックバックの数以上に増える可能性が高いです。
中には、「トラックバックありがとうございます!」というコメントをくれる人もいるかもしれません。
しかしそれは、恐らく社交辞令というヤツでしょう。書いた記事が本当に面白い物であれば。そんなに問題はないのですが、つまらない記事を書いてトラックバックを大量に行っても、送られた人の中には不快感を覚える人が多いのです。もしかしたら、トラックバックの禁止URLに登録されてしまうかもしれません。
要するに、これらの方法でアクセスアップを試み、実際にアクセスを増やしたとしても、それはアクセスカウンターの数値を一時的に上げることが出来ただけであって、あなたのブログそのものを「面白がって」読んでくれたわけではないのです。
機械的にカウンター数値を増やしただけ。
もちろん、そこから得た訪問者の中には、たまたま趣味が一致して、好意的に記事を読んでくれる人も、全くいないわけではないかもしれませんが、その場合も、多くの人に嫌われている可能性のほうが大きい事を肝に銘じておくべきです。
アクセスカウンターの回転を廻すだけなら、そんなに難しい事じゃありません。 ここで挙げた「トホホなアクセスアップ法」を使えば、誰にでも簡単に「見かけ上のアクセス」は増やせます。
しかし、この方法では、誰も「書かれた物に対する好印象」を持っているわけではないのです。
テンプレート作成:しるえっと どっと ほーりー/sil_st3c01m_r102