2ちゃんねるが掲示板荒らし対策に大手ISP数社に対して規制をかけ、ISPへの謝罪要求をしている、というけれど……
スラッシュドット ジャパン | 2ちゃんねるで大規模規制中
あるAnonymous Coward曰く、"匿名掲示板2ちゃんねるで、この週末からの同時多発的掲示板荒らしに手を焼いた運営側の削除者が怒りを爆発させている模様。現在、ACCA、DION、DTI、IIJ、OCN、PRINなど大手ISP各社からの接続を全サーバで規制(投稿できない)しており、とばっちりを受けた多数の2ちゃんねらーから大ブーイングが巻き起こっている。
何で謝罪要求なんでしょう?
ISPサイドにそれほどの責任があるとは思えないけどなぁ。
Doss攻撃に利用されて困っているのはISP側も同じだろうし、ISPでは2ちゃんねるのような掲示板がなければもっと快適な通信環境を提供できるだろうし。「とばっちりを受けている」のはむしろISPサイドだと思う。のまねこの件といい、2ちゃんねる運営サイドって、この手の話のすりかえが得意だよなぁ。
もしこの「掲示板荒らし」が2ちゃんねるユーザー間の諍いが元で発生しているとすれば、ISPにとってはいい迷惑だ。
2ちゃんねるサイドは、この謝罪要求が正当なものだと思うのなら、2ちゃんねるを経由して個人ウェブサイトに来襲する荒らしについて、全面的に謝罪してもらいたい。
思うんだけど、ISPは自社のウリのひとつとして「2ちゃんねるに接続できない」という物を打ち出してもいいのではないか。
親が「子供に2ちゃんねるを見せたくない」という需要は結構あると思う。
セキュリティソフトなどでフィルタリングをかけて、各家庭で見せなくする事も出来るだろうけれど、最近の子供は親よりもPCに詳しくて、勝手にフィルタ設定を変えてしまいそうだし、いっそのことISPサイドで接続をしない仕組を作ってしまえばどうか。
自分の子供が他人のブログのコメント欄なんかに「テラワロス」だの「ぷげらwwwww」だの書き込んでいるのを目撃した日にゃ、星一徹よろしく、ちゃぶ台ひっくり返すとーちゃんがいてもおかしくないと思う。
2ちゃんねる経由でブラクラくらって家族共用のPCがおかしなことなる、ということもあるだろうし、ここはスポンサーである親の「2ちゃんねる閲覧不可のISP」という選択があってもいいと思う。