家庭にある、「個人の好みで料理にかけるもの」の定番といえば、塩・胡椒・醤油がその絶対的地位を揺るぎないものとしているのだけれども、その地位を虎視眈々と狙うのがソース・マヨネーズ・ケチャプ。一味唐辛子は、活躍の場が少なくないはずなのに、友達の七味唐辛子の存在が仇になって、今ひとつ出遅れ感がある。
それでも、前に挙げた連中は、ひと通り各家庭に常備されていると思うのだけど、さて、問題なのはタバスコ。タバスコは熱烈支持者を抱えつつも、どうしてもメジャーどころには成りきれない感があり、全国一般家庭抜き打ち調査をしたとしても、常備している家庭は40%にも満たないのであった。ホントに調査したわけじゃないから知らないけど。
だってねぇ。タバスコ。利用方法がごく限られているんですよ。スパゲティかピザ系のものにかける以外の使い道が思い浮かばない。世の中のタバスコマニアな人たちは、もっと有効的に利用しているのだろうか。
僕の家では、休日の昼食に、ヨメが手作りの薄焼きピザを出してくれることが多いから、タバスコの活躍機会は少なくはないと思うのだけども、それでもスーパーで二百何十円かで売っている小さいサイズのタバスコ一本を使い切るのに、一年以上はかかるわけです。今、家の冷蔵庫に保存されているヤツの前のものなんか、三年くらいかけても消費できず、五分の一程度を残したまま、風味を感じなくなっていたので捨てちゃいましたもん。
僕はスーパーの「業務用コーナー」に置いてある、巨大な調味料を見るのが大好きで、アレを見ると物欲がムラムラしてくるのだけれども、レストランなんかにおいてある350ミリリットルくらい入った巨大なタバスコなんかを買っちゃうと、ジオン軍はこれで10年は戦える!! 状態になっちゃうんだろうなぁ。
……なんてことを書いていたら、俺の立場はどうしてくれるッ! とラー油方面からの猛烈抗議があったので、このへんで。
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