ワタクシがTwitterの非公式RTを嫌いな理由アレコレ

相変わらず、あまり熱心なTwitterユーザーとはいえないワタクシが、非公式RTをイクナイと思っている理由を列挙してみる。

あ、「相変わらず」なんて書いたのは、2年近く前の無断RTとか B? の頃から、ワタクシのTwitter利用頻度がほとんど変わっていないから。当時はまだ公式のRetweet機能がなかったのだけど、あれからまもなく登場した公式RTによって、新たなRT文化の衝突が発生したのが興味深い。

ここでワタクシの立場を表明しておくと、Twitterでは公式RTも非公式RTもしないよ一派。そんな派閥があるのかどうかは知らんけど。Twitterに限らず、ある人のネット上のコメントは言及やリンクによって広まるのが良いと思っているので、マルチポストまがいの公式RTや、出所が不明になりがちで、その真偽の確認が困難になる非公式RTは、どちらも必要ないと思っている。

ただし、公式RTについてはTwitterに備わった機能であり、これを否定するつもりもない。公式RTをされるのがイヤなら鍵付きにでもすれば良いんでないの、と思っているけれど、Twitterを使いこなしているわけではないので、鍵を掛ける事で公式RTを免れる事が出来るのか否かは知らない。とにかくTwitterユーザーは「公式RTをされる事がある」事を承知で利用しないといかんのだろうなぁ。ま、この辺は、Twitterサイドが「公式RTを拒否」の設定を可能にする選択肢を用意することで解決できそうな物だけど、Twitterポリシーなんかを読む限りは、そういう機能の実装は期待できそうにもないよね。

一方、非公式RTの方なんだけれども。

非公式RT愛好者の言い分に見られる「サービスが認めている行為」については、ワタクシは疑問を持っている。

冒頭でリンクした2年前の拙記事無断RTとかで寄せられたコメントによると、「ツイート自由に利用して良い」のが全ユーザーとは読み取れないし、Twitterサイドでリツイートについての見解が以下のようになっているからだ。

つまり、Twitterサイドでは、いわゆる無言RT(コメント無しRT)を推奨していないのだ。

じゃあ(重要な)コメントつきのRTなら非公式RTもおっけーなんだね、ということになりそうなものなんだけど、ワタクシ的にはこれもあまり好きではないんだなぁ。

その理由として、あまり整理せずに思いついた物を列挙。

  • 限られた例外はあるものの、基本的に非公式RTでは元ツイートを追いかけることが出来ない。
  • 140字という限られた文字数では、「元ツイート+そのリンク+重要なメッセージ」が表示できない。この3つのうち、表示を諦めるのは元ツイートだと思う。
  • リンクの無い非公式RTが罷り通ると、他者発言の捏造が見破り難くなる。リンクはクリックされないからコピペする、という人がいるが、それを逆手にとって情報操作されるかもしれない。
  • 140字制限をクリアするために元発言が省略されると、場合により大きく意味が変わってしまう。
  • いちいち情報入手経路を細かく羅列する人がいるが、その全てにメンションが飛んでしまうのは、鬱陶しいだけ。
  • いわゆる「チェーンテキスト」と同様の問題を孕んでいる。
  • デマの伝播、それがデマであることの指摘も伝播できるが、デマの伝播力のほうが強い。

……とは言うものの、多くの非公式RTが孕む問題は、読者である自分の読解スキルをアップさせることで対策可能であり、そうそう目くじらを立てるものでもないかな、とも。

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