‘そういうブログ’が存在していることは、数年前に気付いていたのだけども、予想外に増えてきたなぁ。あ、‘そういうブログ’というのは、迷子になったペット捜しの協力を請うブログなんですけど。
この手のブログ、チェーンテキストに関係するキーワードのブログ検索結果を観測していると、見かけることが多いのですね。
で、ちょっと面白いことに気付いたのです。
それは「迷子になったペット(主に犬・猫)を捜しています。転載にご協力お願いします」という主旨の記事はいくつも見つかるのに、「探していたペットが見つかりました。ご協力有難うございました」という主旨の記事はほとんど見つからないこと。全く存在しないわけではないのだけど、協力を求める記事の数と比較して、物凄く少ないように思えるのです。
これが何を意味するのか。
- 残念ながらブログ上で迷子のペット探しをしても、無事に見つかることはあまり無い
- ブログ上でペット探しを呼びかけるような飼い主の多くは、無事に見つかってもその報告をしない
……というようなことが簡単に思い浮かぶわけですが、もうちょっと考えてみると、恐ろしい可能性があることに気付いたのですよ。
- そもそも最初から「迷子になったペット」は存在しなかった
Yahoo!ブログとか、Amebaブログあたりで見かけることが多いのだけど、こういう「ペット探しの為の転載依頼」の記事は、困った人を助けたいという善意によって、その情報伝播力がとても大きいようで、かなりチェーンテキスト化してしまうようです。
ペット探しをしている人の多くは、その記事に「見つけた場合の連絡先」などを記しているわけなんだけど、中には詳細な住所や電話番号なんかも書いちゃっている人がいたりして、これが自ら呼びかけた転載願いによって全国津々浦々に広がっていくのってどーなんだろー? などと思うのですが、まぁ、当然そういうリスクをわかった上で愛するペットを捜しているのでしょう。
ところが最近気付いたのだけど、この手のペット探しブログにおいて、情報を求める側の人間の連絡先が曖昧なのに、情報提供者の連絡先を得ようとしているブログがいくつかあるのですね。
自分への連絡先メールアドレスが、そのペット探しの為に獲得したフリーメールアドレスなのに、「愛するハナコ(ペットの仮名)ちゃんを捜す協力をいただける方は、詳しい情報をお知らせしますので、このアドレスへケータイからメールください!」などと書いてあったりするのです。
ブログの内容からは、愛するペットがいなくなったことで落ち込んでいることが読み取れるし、どう見ても悪意は感じられないものの、自分の情報を隠して情報提供者の個人情報を得ることができるような内容にしているのは何故なんだろう?
この手の記事は善意の読者によって、相当な数の転載がなされることが多く、また、寄せられるコメントの数も凄いので、安易にケータイからメールを送信している人が多いのではと、気になっています。
これ、スパム業者が生きているケータイメアドの情報収集をするために、うってつけの方法なんじゃないかしら?
そんなわけで、全国の「いいひと」は気をつけようねって話。
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