2009年10月09日(金) コメント:0 トラックバック:0
前回、私がTwitterにおけるRT(大まかに言うと「他者のつぶやきを転載する」こと)を好まないことを書いたのだが。
Twitter内では「無断RT禁止なんて、無断リンク禁止と言っているのと同じようなレベルだよね」という考えが多いと感じるのだが、これについてはtt_clownさんが記事内で書かれているように、ちょっと違うのではないか、と思っている。(cf. twitter の無断 RT 問題 - Life like a clown
)
前回「Twitterの利用規約では問題なさそう」と書いたのだけど、ブックマークコメントでは転載の行為主体がユーザーとはどこにもかいてない
(sol1ogさんのコメント)、利用規約のユーザーの権利の部分でつぶやきの使用が認められているのはTwitterとTwitterと提携する他の会社、組織又は個人。これに他のユーザーが含まれるのか?
(nakex1さんのコメント)という意見もあって、うぅむ、確かにそうだよなぁ、と思う反面、Twitter公式のRT機能実装の予定もあるとかで、同じくブックマークコメントでお寄せいただいたRTをAPI化するために必要になった対応なのかも
(ozric=津田大介さんのコメント)も頷ける。
Twitter公式のRT機能の全貌がまだ見えてこないので、なんとも言えないのだけど、公式RTは「他者のつぶやきをそのまま流すだけ」で、RT機能利用者による加筆が出来ないというような噂もあるようで、ナンダカナー。
誤解の無いように書いておくけど、私は「全てのRTがイクナイ」と思っているわけではなく、そこに自分の意見が書き加えられるなら、(引用の主従関係が成立していなくとも)意味があるのではないかと考えている。
「140字以内の制限では、字数が足りなくて‘自分の意見’なんて書き加えられない!」と言う人もいるかもしれないが、字数が足りないのならカットすべきなのは「自分の意見」ではなく、転載部分だろう。相手の文章なんてURLを示しておけばリンクを辿って読むことが出来るのだし、短縮されたURL表示がヒトコト意見を書くための字数を圧迫するとは思えない。使っているウェブサービスの字数制限は、無断転載の正当化の理由にはならないのではないだろうか。
もっともTwitterのほうで「そういう機能」を実装するのならば、ユーザーのほうがRTされる可能性について「折込済み」としなければならないことになる。RTされることについての選択権が与えられない場合、RTがイヤなユーザーは利用をやめるしかない。
あ、話がずれてしまった。
冒頭に戻って、Twitter内で見られる「無断RT禁止なんて、無断リンク禁止と言っているのと同じようなレベル」なんだけど、私はこの考えには否定的。
情報の付加が無いRTが多用されるようになると、それは以前から「インターネットでやってはいけないこと」の不文律とされてきた「チェーンテキスト」となんら変わりないものだ。
最近では自分のつぶやきを「RTして広めて」などと言って回っているユーザーもいるようで、もうトホホ。
かつて、これとそっくりな状況について批判したことがある。
Yahoo!ブログの転載機能を使った「これを転載して!」だ。
Yahoo!ブログの「転載ボタン」によるチェーンテキストの場合、元記事をパーマリンクで辿ることが出来るだけまだマシで、現状のTwitterでなされているRTは、RT元のユーザーページレベルへのリンクというのもマイナス点。(公式RT機能でどうなるかは分からないけど)
ウェブ検索結果にTwitterのつぶやきが表示されることも珍しくなく、情報付加の無いRTの多用は検索スパムにもなりかねない。
という考えがまとまったので、自分の意見を書き加えないtumblrの使用について、今後は改めていこうと思う。


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